自宅用のNASを購入しました。年々増え続けていく膨大な写真データを安全かつ快適に保管するために、ずいぶん前から自宅にNASを設置したいと考えていたのです。
jpegデータはGoogleフォトやAmazonフォト、Flicrなど、複数のクラウドサービスで保存していますが、肝心のRAWデータは3年くらい前に買った2TBの外付けHDDで管理。いつ壊れるかわからないHDDにデータを保管していることが日に日に怖くなってきて、いい加減NASを買おうとAmazonでポチり。
目次リンク
Synology DiskStation DS216jをAmazonで購入
購入したのはAmazonで評価の高かったSynology DiskStation DS216jというモデル。本体と3TBのHDD2つで44,720円でした。海外メーカーという心配は若干残りますが、機能と価格を比較したうえでNASを設置するならこれを買おうと決めていたのです。
子どもが生まれたときにAmazonファミリーに加入して、そのままずるずるとAmazonプライム会員になっている私。土曜日の朝にAmazonのお急ぎ便で注文したら、その日の夕方に届きました。プライム会員サイコー。
組み立ても基本的な設定も簡単
娘を寝かしつけてから届いた荷物をごそごそと開封。HDDは3TBのものを2つ購入。1つはバックアップ用です。NASの本体は思っていたよりがっしりと大きいボディ。HDDを2つ組み込むと重量もなかなか。
プラスドライバーは必要ですが、組み立てが簡単なのもいいですね。説明書はなんとも簡素なものでしたが、特に問題なさげ。電源コードやLANケーブルを無線ルータにつなげて電源スイッチONです。
ブラウザ上の記載を読みながらポチポチやっていけば基本的なことは概ね設定できて便利。細かい設定をするには、ある程度知識がないと厳しそうですが、私の場合写真のRAWデータを保存できればそれでいいので、細かいことは追々勉強していこうと思います。
Lightroomでの写真管理が快適
自宅にNASを設置したことで日々の写真管理が抜群に快適になりました。これまでは外付けHDDを接続して、電源コードをコンセントにさして…を繰り返していましたが、パソコンを起動すれば無線でHDDにすぐ接続。
Lightroomから直接NASへRAWデータを移動できるようにも設定。SDカードから写真を取り込んで、現像と書き出しが終わったら、すぐにRAWデータはNASへ。これがすごく便利。メインPCのSSDが256GBしかないので、極力RAWデータはパソコンに保存したくないのです。
レタッチ後のPSDデータも写真1枚で500MBとかザラなので、スムーズにNASへデータを移せるとすごく便利。
NASの起動時間を設定
平日の日中は基本的に家にいないですし、外出先から自宅のNASにアクセスしてRAWデータを引っ張ってくることも基本的にないので、電気代節約のためにNASの起動時間を平日夜と週末の日中に設定。
私が帰宅する頃に電源が自動でONになって、寝る時間帯になると電源がOFFになる設定。大した節約にはならないのかもしれませんが、常に電源ONにしているよりはいいかな…と。
NASを使いこなして快適な写真ライフ
NASでRAWデータの自動バックアップができるようになったからといっても、100%安全と言えないことは理解しています。娘による物理的な破壊からも身を守らないといけません。とはいえ1つの外付けHDDだけで管理しているよりは遥かに安全で、日々の運用も断然快適。
スマホに保存している写真やムービーの自動バックアップ機能があったり、アカウントごとに権限を設定できたり(妻に見られてまずい写真はありませんが)と、使いきれないくらいに機能が盛りだくさん。
PCからNASへデータを移行するときの転送速度がちょっと気になるので、無線ルーターの買い替えも検討中。カメラやレンズへの物欲はめっきりですが、今度は電波沼にハマりそう。。少しずつNASを使いこなして、より快適に写真を楽しもうと思います。
…とこんな記事を書いていたら、Amazonから容量無制限のオンラインストレージが年間1万3800円で利用できようになると発表が。HDDの交換コストや物理的な破損リスクなどを考えると年間1万3800円は高くない。わたしゃしばらくはNASを使いますよ。