マウスコンピューターのクリエイター向けノートパソコン、DAIV-NG5510シリーズをお借りしました。
薄型・軽量に加えてナローベゼルという、「こういうのが欲しかった!」を盛りだくさん詰め込んだクリエイターノート。
ただ、気になる点がチラホラと見つかったのも事実。
どれほどの実力を持ったパソコンなのか、購入前に知っておくべきポイントは何なのか、詳しくレビューします。
クリエイティブ用途メインで薄型ノートパソコンを探している方は、ぜひご覧ください。
目次リンク
DAIV-NG5510H1-M2SH5

今回お借りしたのは、DAIV-NG5510H1-M2SH5というモデル。
Core i7-8750HとGTX1050を搭載しながら、突起部分を含まなければ20.3mmという薄型ボディを実現しているのが最大の特徴です。
まずは基本的なスペックから順にみていきます。
スペック
DAIV-NG5510H1-M2SH5の基本スペックは以下の通り。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i7-8750H |
GPU | GeForce GTX1050 |
メモリ | 32GB(16GB×2、PC4-19200 DDR4) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 512GB HDD 1TB |
Core i7-8750Hは第8世代のノートパソコン向けCPUとしてトップクラスの性能を持つ、ゲーミングノートでよく用いられてるもの。
現在販売されている高性能ノートパソコンの多くがCore i7-8750Hを搭載しています。
一般的なデスクトップパソコンを凌ぐ実力で、私が普段使っているゲーミングノートに搭載されていることもあって、性能はお墨付きです。
CPU-Zの結果は以下の通り。

グラフィックスはエントリークラスのGTX1050。
最新のオンラインゲームをガシガシ遊ぶには少々厳しいものの、RAW現像やレタッチ、動画編集をするなら十分な実力を備えています。
今回お借りしているモデルはメモリも32GBあるので、4K動画の編集もスムーズに対応可能。
ストレージも約1.5TBとたっぷり、RAWデータや動画素材の保存にも困りません。
ラインナップ
NG5510シリーズはすでに販売終了となっており、現在はCPUが第9世代にアップデートされ、グラフィックスもGTX16シリーズを搭載したNG5520シリーズが販売されています。
NG5520シリーズのモデルは以下の4つ。
モデル | CPU | GPU | メモリ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
NG5520E1-S2 | Core i7-9750H | GTX1650 | 8GB | 154,800円〜 |
NG5520S1-SH2 | Core i7-9750H | GTX1650 | 8GB | 164,800円~ |
NG5520M1-M2S5 | Core i7-9750H | GTX1650 | 16GB | 169,800円~ |
NG5520H1-M2SH5 | Core i7-9750H | GTX1650 | 32GB | 194,800円~ |
価格の安さは魅力的ですが、クリエイティブ用途で考えるならメモリは最低16GB欲しいところ。
たとえばこちらの画像をご覧ください。

Chromeで複数のタブを開いた状態でLightroomを起動すると、たったこれだけでメモリ(RAM)を約10GB使用します。
Youtubeで音楽を聴きながらTwitterを流し読みしつつ、Lightroomで現像、なんてことを考えるとメモリ8GBではぜんぜん足りません。
Premiere proもメモリ16GB以上を推奨しているため、快適に作業したいならメモリをケチるのは止めましょう。
記載している仕様および価格は記事執筆時点のものです。パソコンの仕様や価格は変動するものなので、最新情報は都度公式サイトにてご確認ください。
さらに薄型・軽量なNG4300シリーズ

DAIVにはNG5510シリーズより、さらに薄型・軽量のモデルがあります。
NG4300シリーズは14型ディスプレイのクリエイターノートで、グラフィックスはGeForce MX250を搭載。
主なラインナップは以下の通り。
モデル | CPU | ストレージ | メモリ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
NG4300E1-S2 | Core i7-8565U | M.2 SSD 256GB | 8GB | 129,800円〜 |
NG4300S1-S5 | Core i7-8565U | M.2 SSD 512GB | 8GB | 139,800円〜 |
NG4300H1-M2S5 | Core i7-8565U | M.2 SSD 512GB | 16GB | 149,800円〜 |
NG4300U1-M2S10 | Core i7-8565U | M.2 SSD 1TB | 16GB | 159,800円〜 |
NG5510シリーズと比べると性能面では劣るものの、持ち運びやすさではNG4300シリーズが圧勝。
性能より軽量・コンパクトさを優先したい方は、NG4300シリーズも候補に入れてみてください。

外観・大きさ
ここからは外観や大きさについて見ていきます。

天板はすっきりとしたデザインで、老若男女問わず使いやすいシルバーカラー。
大きさは360×243.5mmと、A4のクリアファイルより一回りほど大きいサイズ。

裏面は排熱のためにメッシュ状になっているところが目立ちます。

高性能なパソコンほど熱を持ちやすいので、メッシュ部分をふさがないように気を付けましょう。

重量は約2.1kgと、15.6型のパソコンとして考えれば特別重くはありません。
何よりすごいのは、その薄さ。
もっとも薄い部分は20.3mm、突起部分を含んでも25.1mmmなので、パソコンのスペースに余裕がないカメラバッグにも収納しやすいです。

Macbookなどの薄型ノートと比較するとさすがに敵いませんが、高性能なCPUとグラフィックスを搭載して、この薄さを実現しているのがすごいんです。
ビジネスリュックにすっぽり収納
実際に私が普段使っているビジネスリュック(Icon Slim Pack Nylon2)に収納してみたところ、きれいに収納できました。

Icon Slim Pack Nylon2は15インチのMacbook Proまで収納可能なバッグなので、15.6型のパソコンは余裕で持ち運べます。

一般的な片手持ちのカバンでも、特別小さいものでなければ十分持ち運べるでしょう。
今までのクリエイターノートは大型で分厚く、ゴツゴツしたものが多かったので、ようやく持ち運びやすいスタイリッシュなものが出てきました。
あと半年早く発売されていたら、私はこのノートパソコンを買っていたかもしれません。
インターフェイス
ここからはインターフェイスを見ていきます。

個人的にとても気に入っているのは、背面の端子。
電源ケーブルをはじめ、HDMIやUSB3.0(Type-C)、Mini DisplayPortと外部のディスプレイと接続しやすい端子が一式そろっています。
パソコンの左右にケーブルがごちゃごちゃしていると、操作しづらいので嫌いなんです。

左側面にはLAN端子とUSB2.0、ヘッドセットやマイクの端子が用意されています。

右側にはUSB3.0に対応したポートが2つと、SDカードなどを読み込めるカードリーダー。
薄型ノートパソコンには最小限のインターフェイスしか搭載していないモデルもありますけど、どう考えたって不便。
クリエイティブ用途で考えるなら、マウスや外部ディスプレイと接続するためのポート類、カードリーダーなどは必須です。
ACアダプター
付属しているACアダプターは120Wの大きめのモデル。

これまでDAIVのノートパソコンに付属しているACアダプターは角ばったものが多かったですけど、丸みを帯びてますますお弁当箱っぽさが増してきました。
仕様上のバッテリー動作時間は約7.4時間と、薄型ノートパソコンにしてはかなり持ちますね。
ただ、バッテリーの消費はパソコンの使い方次第なので、動画編集やRAW現像などをするときは基本的にACアダプターを使いましょう。
簡単な事務作業やネットサーフィン程度なら、バッテリーだけで問題なさそうです。
キーボード
ここからはキーボードを見ていきます。

テンキー付きで約18.82mmのキーピッチと、約1.4mmのキーストローク。
ストロークが浅めに感じるのは薄型パソコンの宿命ですね。
キータイプ音は静かなペコペコ系ですが、スペースやエンターだけ音が大きく感じました。
個体差もあるのかもしれません。
実際のキータイプ音はこちらの動画で確認してみてください。
タッチパッドには指紋認証センサーも搭載。
中央より少し左に寄っていますが、タイピング中はむしろこの方が打ちやすいです。

バックライトも搭載で、薄型パソコンにありがちな白一色ではなくカラフル仕様。
暗い場所で作業するときも見やすいです。

なぞのキー配置
DAIV-NG5510H1-M2SH5のキー配置で、ひとつだけ気になったことがあります。
それは¥マークの配置。

なぜあなたはそこにいるのでしょうか。
今までいろんなパソコンを触ってきましたが、¥マークがここに配置されているのは初体験。
SHFTキーを押したつもりが¥マークだった、というタイプミスを連発してしまいました。

一般的なキー配置だとバックスペースの左側に¥マークがありますよね。
¥マークを使う頻度が低いからとか、全体のキー配置のバランスを考えたからとか、いろいろ理由はあると思うんですけど、この点だけ謎・・・
このモデルのキーボードを担当した方と小一時間話し合いたい。

こちらは私が普段使っているゲーミングノートのキーボード。
¥マークとバックスペースはこんな配置にすればよかったんじゃないでしょうか。
キー配置は慣れてしまえば問題ないことですけど、私にとっては少々刺激が強めでした。
ディスプレイ

ここからはDAIV-NG5510H1-M2SH5の売りでもある、ディスプレイを見ていきます。
15.6型のフルHD(1,920×1,080)液晶でありながら、ナローベゼル(ふちが薄い)を実現したことで従来の14型と同等サイズにまとまっています。

実測で約6mmと、かなりの薄さ。
一度でもナローベゼルのノートパソコンを使ってしまうと、従来のノートパソコンがすごくダサく感じてしまいます。

ノングレア液晶で蛍光灯などが映り込みにくいのもいいですね。
視野角も上下左右160度と広く、キャリブレーション前の状態でも発色は悪くないと感じました。
少し気になるのはWebカメラがディスプレイの下側、「mouse」のロゴの下についていること。
SkypeやLINEでビデオ通話をするとき、ディスプレイの角度によっては鼻の穴がバッチリ映ってしまうので要注意。
ディスプレイ上部のベゼルを薄くすることを優先したんだと思いますが、Webカメラはディスプレイの上側に付けた方がよかったんじゃないかしら。
「パソコンでビデオ通話なんてしない!」という方は気にする必要はありません。
色域の広さ
ディスプレイの色域は、仕様上NTSC比で約72%となっています。
NTSCという言葉をはじめて聞いた方もいそうですが、National Television System Committee(全米テレビジョン放送方式標準化委員会)の略。
動画編集などで指標にされる規格ですが、一般的にはsRGBやAdobeRGBのほうがわかりやすいですよね。

色域をチェックするために、まずはX-riteのi1Display Proを使用してディスプレイのカラープロファイルを作成しました。
その後、フリーソフトのColorACでsRGB、AdobeRGBを比較。

計測結果は以下の通り。
- sRGB比:90.4%
- AdobeRGB比:69.9%
クリエイターノートとして考えると、決して高い数値ではないですね。
ただ、薄型・軽量のノートパソコンとして考えれば、特別悪い結果でもありません。
厳密に色を管理したい方は、AdobeRGB比100%のディスプレイを搭載したモデルを選ぶか、カラーマネジメントモニターを使いましょう。
計測結果は一般的なオフィス環境下で計測したものなので、あくまで参考程度にお考え下さい。
各種ベンチマーク結果

ここからはDAIV-NG5510H1-M2SH5の実力を、各種ベンチマークソフトを使いながら丸裸にしていきます。
どれほどのスペックを秘めているのか、順に見ていきましょう。
CPU

まずはCINEBENCH R15でCPUの基本性能をチェックしたところ、967cbという結果でした。
まったく同じCore i7-8750Hを搭載したパソコンで1,000cbを超えるモデルもあったので、少し低いですね。
CPUの発熱を抑えるために、性能をセーブしているのかもしれません。
ただ、多少数値が下がったとしても、ほかのノートパソコン向けCPUと比べれば性能は段違い。

デスクトップパソコン向けCPUのCore i7-8700にはさすがに敵わないものの、ノートパソコンとしては十分すぎるほどの実力です。
ストレージ
CrystalDiskMarkでストレージの転送速度もチェックしたところ、SSD、HDDともに一般的な数値がでました。
シリーズ最安値のNG5510E1-S2はメインストレージがSSDのみですが、できればM.2 SSD搭載モデルを選ぶことをおすすめします。
なぜなら転送速度がぜんぜんちがうから。

ハイエンドクラスのNVMe M.2 SSDだと転送速度が3,000MB/sを超えますが、1,500MB/s以上出ていれば十分速いです。
頻繁に使うファイルはメインストレージのSSDに保存して、容量の大きなデータはHDDに保存すれば快適です。
M.2 SSD

HDD

3D性能

3Dゲームを動かすための性能をチェックすべく、3DMarkのFire Strikeのスコアも確認したところ5,516でした。
搭載されているGTX1050はエントリークラスのグラフィックスなので、こんなもんですね。

グラフィックスは値段と性能がきれいに比例するので、パソコンゲームを高画質でサクサク楽しみたい方は相応の出費を覚悟しましょう。
すべてのグラフ数値は当ブログで計測したデータなので、参考程度にお考え下さい。
オンラインゲーム
DAIV-NG5510H1-M2SH5はクリエイターノートなので本来の用途とは異なりますが、オンラインゲームのベンチマークソフトも走らせてみました。
使用したのは以下のゲームのベンチマークソフト。
- FF15
- FF14
- ドラクエX
いずれも1920×1080(フルHD)の環境で確認したところ、さすがに重量級のFF15を高画質で動かすのは厳しいです。
ただ、そこまで重たくないFF14であれば高画質でも快適にプレイできることがわかりました。
オンラインゲームに興味がある方にもおすすめです。
FF15

高品質 | 2403(重い) |
---|---|
標準品質 | 3364(普通) |
軽量品質 | 4514(やや快適) |
FF14 紅蓮のリベレーター

最高品質 | 6346(とても快適) |
---|---|
高品質 | 9292(非常に快適) |
標準品質 | 11031(非常に快適) |
ドラゴンクエストX

最高品質 | 10385(すごく快適) |
---|---|
標準品質 | 11254(すごく快適) |
低品質 | 13394(すごく快適) |
人気パソコンゲームも動かせる

実際にいくつかのゲームをプレイして、どれくらいのフレームレートを出せるのか検証してみました。
今回試したのは以下のタイトル。
- Apex Legends
- PUBG
- フォートナイト
- モンスターハンターワールド
- ストリートファイターV
- ロックマン クラシックコレクション
FPS(First person shooter)ゲームは画質を落とせば、ギリギリ60前後をキープできそうです。
検証動画と合わせてチェックしてみてください。
Apex Legends
まずは大人気バトルロイヤルゲームのApex Legends。
以下の設定でプレイしてみたところ、一応60前後のフレームレートをキープできました。


仕様に明記されていないため推測になりますが、おそらくディスプレイのリフレッシュレートは60Hz以下。
Apex Legendsのような素早い動きが求められるゲームだと、ところどころ表示がカクカクしてしまいます。
検証動画の00:48前後をご覧いただくとわかりやすいです。
Apex Legendsを快適にプレイするには、100前後のフレームレートをキープできる強力なグラフィックスと、144Hz以上に対応したゲーミングモニターを買いましょう。
チーターの多さでも有名なApex Legendsですが、今回も現れました。
キャラクター選択中に中国語と思われる謎のチャットが表示されたら、離脱することをおすすめします。
今回はフレームレートの検証が目的だったので、そのままプレイを続行しました。
PUBG
比較的重いとされるPUBGは以下の設定でプレイしました。
すべてを「低」にすると画質がガクッと落ちますが、「中」程度ならそこまで粗くはなりません。
場所によって変動するものの、GTX1050でも60前後のフレームレートをキープできました。
PUBGはApex Legendsほど俊敏な動きは求められないものの、やはりゲーミングモニターはあったほうがいいです。
また、音の位置をつかむことがすごく大事なゲームなので、それなりのヘッドセットを揃えないとツラいです。
フォートナイト
PUBGと比べると軽いゲーム、フォートナイトは以下の設定でプレイ。

こちらも60前後のフレームレートをキープできました。
もう少し高いフレームレートを維持したいなら、画質を「中」に落としたほうがいいですね。
モンスターハンターワールド
重いと評判のモンスターハンターワールドは、グラフィック設定を「中」にまで落としました。

Apex Legendsやフォートナイトほど高いフレームレートを必要とするゲームではないものの、終始30~40という厳しい結果に。
グラフィック設定を上げるとモンスターの質感も一気に上がるので、モンハンワールドの世界観をたっぷり味わうなら高性能なゲーミングパソコンを買いましょう。
ストリートファイターV
格闘ゲームの代表的タイトル、ストリートファイターVもプレイしてみました。
グラフィック設定「最高」だとさすがに厳しいかな、と思いましたがフレームレート上限の60をキープできました。

すべてのキャラクター、ステージを試したわけではないので、条件によってはフレームレートが落ちるかもしれません。
ただ、少し画質を落としさえすれば60をキープできるでしょう。
ロックマン クラシックコレクション
最後にもうひとつ、レトロゲームのロックマンを試してみました。
もともとはファミコン用ソフトですから、フレームレート上限の60ベタ付きで快適にプレイできました。
PUBGなどのFPSゲームは疲れるので、ひとりで気軽にゲームをしたいときにおすすめです。

RAW現像の処理速度結果
画質を落とせば人気ゲームをそれなりにプレイできることがわかったところで、本来の用途であるクリエイティブ関連の性能を見ていきます。
まずはRAWデータの書き出し速度について。
D810のRAWデータ(有効画素数3,635万)100枚をLightroomで書き出してみたところ、ほんの2分半で終了しました。

CINEBENCH R15の結果が少し低めだったので、3分以上かかるかなと思っていましたが意外と早かったです。
Lightroomの書き出し条件は以下の通り。
画像形式:JPEG
画質:100
カラースペース:sRGB
画像のサイズ:未調整(撮影データそのまま)
解像度:350
メタデータ:すべてのメタデータ(人物情報や撮影場所の情報は削除)
高性能なCPUほどRAWデータを速く書き出せます。

Core i7-8750Hはノートパソコンとしてはトップクラスの性能です。
Core i9-9900KやCore i7-9700Kなどの、デスクトップパソコン向けCPUにはさすがに敵いませんね。
RAW現像もスムーズに動く
書き出しだけではなく、実際にRAW現像をやってみました。
高性能なCPUを搭載しているだけあって、プリセットの適用やトリミング、等倍表示など、目立ったラグもなくスムーズに動いてくれます。
現像中の様子を動画にまとめたので、参考までにご覧ください。
Photoshopもサクサク快適
Photoshopもサクサク動いてくれますね。
レイヤーを何十枚と重ねるような本格的なレタッチをしない限り、動作が遅くなるようなことはなさそうです。

ナローべセルだとディスプレイが大きく感じるので、作業もしやすいです。
Premiere Proもスムーズに動く
最後にPremiere proで動画編集も試してみました。

今回お借りしているDAIV-NG5510H1-M2SH5はメモリを32GBも搭載しているので、作業中に重くなったりすることもなく快適に動かせました。
5分以内の動画なら、書き出しにかかる時間もほんの数分。
Youtuberとして毎日のように動画を作りこんでいる方も、安心して使えますね。
この記事の前半部分でも書きましたが、Premiere proの推奨環境はメモリ16GB以上、4K動画を編集するなら32GB以上です。
動画編集をするつもりなら、メモリ8GBしか搭載していないモデルは避けましょう。
毎日持ち歩けるクリエイターノート

薄型で軽量、ナローベゼルが魅力のDAIV-NG5510H1-M2SH5。
¥マークとWebカメラの配置、ディスプレイの色域については少し気になるものの、全体的にとてもバランスの取れたクリエイターノートだと感じました。
画質を調整すれば人気ゲームも遊べますし、何より気軽に持ち運べるというのがすごく重要です。
かくいう私自身、持ち運びやすい薄型・高性能なノートパソコンが欲しくて、ゲーマーでもないのにゲーミングノートを購入しました。
作業場所が固定されているなら、AdobeRGB比率100%のディスプレイを搭載した17.3型のクリエイターノートを選ぶのもいいでしょう。
毎日パソコンを持ち歩く方で、「いつでもどこでもRAW現像や動画編集がしたい!」という方は、ぜひNG5510シリーズをチェックしてみてください。